木材は日本製の場合、主にブナやニレ、カエデ、センの木といった広葉樹を適材適所で使い分けております。海外製品についてはラバーウッド材を中心に、近年ではブナ材も使用しております。
※ラバーウッドとはゴムの木のことで、ゴムの原料となる樹液(ラテックス)の採取が終わった木を伐採したものです。
塗料については赤ちゃんが舐めても安全なのか、心配なご家族もいらっしゃると思います。弊社の取扱い商品は、厚生労働省の食品衛生法を準用した玩具安全基準(ST)やヨーロッパのCE(EN71)に適合した安全な塗料を使用しております。また、色落ちがしないよう加工しておりますが、ご使用方法、状況によっては色が落ちる場合がございます。
弊社のオリジナル商品につきましては、日本玩具協会認定のSTマーク、及びヨーロッパ安全基準のCEマークのいずれかを取得しております。
木という素材はその表面に熱を伝えにくい空気をたくさん含んでいるため、熱伝導率がとても低く、さわっても体から熱が奪われにくいという特徴があります。
そのため熱の変化に敏感な赤ちゃんはもちろん、遊び盛りの子どもにとっても、生理的な違和感が少なく、心を落ち着けたり、集中して取り組む手助けになります。
人肌のような温かみを感じるという背景には、そういった特性があるんですね。
木でできた木製玩具は、遊んでいく中で変化します。
例えばお子さんが使い込む中でちょっとした傷がついたり、色が変わったり、いつかお子さんが大きくなっても、兄弟や親子の楽しい時間がこの玩具には残っていて、そっと家族を見守ってくれるかもしれません。
木という素材には新しさこそありませんが、ずっと人間の近くにあって、いつの時代も古びない魅力があると、私たちは信じています。